2011/07/14/さよならCopen

 

本日Copenを手放した。リトルカブを購入した数ヵ月後に急に車が欲しくなり、以前からあこがれていた小さな小さなオープンカーを購入しようと決意。Copen、BEAT、Cappuccino・・・現在新車で購入できるのはCopenのみだった。とりあえず展示車を見るだけのつもりでディーラーに行ったのだが、思わず衝動買いしてしまった車がCopen。

 子供の頃から憧れていた小さなオープンカーを手にした喜びは何物にも換えがたかった。実際運転してみて軽自動車とは思えない軽快な走り、とにかく運転してて楽しい車だった。その上オープンカーと言うこともあって、乗用車を手にしたというよりも、上質なおもちゃを手にした感覚に近かったのかもしれない。

 だからなのかCopenに飽きるのも早かった。手にして2回目の夏にはすでに持て余し気味になっていた。大好きな車なのだが、どうにも愛着が沸かない。同時期に購入したリトルカブには物凄く愛着があるのに、どうしてだろうか・・・。出来の悪い子ほど可愛いってこんな気持ちなのかもしれないと思ったり。

 オープンカーは乗る時期が限られてる。冬はもちろん乗る気にならないし、真夏はオープンにすると暑くて乗車してる人がすぐにバテてしまう。春先は花粉に苦しめられ、実質心から快適なオープン走行が可能なのは秋位んじゃないかなと思う。真夏のカンカン照りの日に涼しい顔してオープン走行している人は間違えなく「やせ我慢」してると思う。見ててこっちが辛くなってしまう。Copenを手にしてオープンカーは本当に贅沢なおもちゃだと実感した。思えばCopenを良く見かけたがオープンにして走っている人は殆ど居なかった・・・。

 Copenに飽きただとか、贅沢なおもちゃだとか色々言ったが、手にしてから手放すまで心底大好きな車だった。たくさんの人に声をかけられたり、可愛い車だとほめられたり、小さなオープンカーを手にしてやりたかったことはほぼ実現した。心残りは色々あるが、とにかくCopenに飽きてしまった。でも3年間一緒に過ごしたCopenとの思い出はたくさんある。

 さて、Copenを手放してバイクの免許とってSuperCub110を新車購入したわけだが、新しい車が要らないわけではない。が、欲しいと思える車が本当にない。強いて挙げれば・・・MazdaのDEMIO、DAIHATSUのESSEとミラバン、VolksのSirocco、Audiの初代TT・・・。でもどれも今すぐ「欲しい」とは思えない。暫くSuperCub110で楽しんで、必要に迫られたら車をまた買おうと思う。それまではCopenの思い出を胸にSuperCub110で楽しもうと思う。

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