2016/02/24/小沢健二 流動体について

勢いでAmazonでオーダーしてしまったが為に、「小沢健二 / 流動体について」が今更ながら今日届いた。で、まず、これ、実際手にした人限定だけど、ペラッペラで安っぽい作りのジャケット&ケースだなぁと思った人多いかもしれないけど、いやいや、これ、金と手間かかってますよ。

どんだけ特色使ってんじゃ!!!!!

1000円ちょっとのCDにこんなに豪華な印刷使うなんて・・・。さすが、王子様ですわ・・・。

で、マスタリング、素晴らしいのだけど、どこら辺のリスナー層を想定してマスタリングしたんだろ?トラックは素晴らしいのだけど、肝心のヴォーカルが・・・。いやだけど、今時こんなダイナミックなマスタリングって狙わないと出来ないから何かを、何か、重大な何かを狙ってしたんだろうなぁ・・・。ワザとにボーカルをダイナミックに前後(ほぼ後ろだけど)させるようなこの、普通は絶対やらないマスタリング・・・。僕的に想定したりしたけど、それを文字にしてしまうのは無粋なので、しない、しないけど、やー、普通に「CD出しましたー、買ってくださーい」って貧乏臭いスタンスのミュージシャンとは違う、なにか、違う、何かを凄く感じました。

肝心の曲ですが、詩も曲も僕の知ってる小沢健二だし、これぞ渋谷系!ですね。でも、それに付随する色々が驚きの連続だし、色々紐解きつつ楽しむという音楽の楽しみ方を、久しぶりに味合わせてくれる、そんな素晴らしい作品だと思いました。

小沢健二ファンの方は言わなくても勝手に買って楽しんでるでしょうけど、音楽好きな方、このマスタリングをどう解釈するか?是非聞いていただきたいものです。ラジオやTVから流れるバイアスかかった音質ではなく、ぜひ、お手持ちのサウンドシステムで、CDソースから流れる音を聞いてほしいなぁと感じました。

そんな、作品。