アナログレコード卒業

 最近仕事が暇すぎるのでレコードをせっせとPCに録り込んでおります。なぜかと言うと仕事が無くて暇という事もあるんだけど、先日CISCO RECORDが倒産してしまい、もうレコードでDJする時代じゃないと言うのを実感したのと、レコードの音楽を外で聞きたい(MP3化)のと、PCDJへの準備って感じ。一番重要なのは気軽にレコードの音楽を聞きたいのでパソコンにIMPORTしたいよと言う事。

 正直な所、PCに取り込んで編集する段階では音の劣化はほぼ無いんだけど、MP3に変換すると音が悪い方へ変わってしまいます。一応192kbpsでエンコードしているのだけど、レコードの音と比べるとMP3はかなり劣化しているのがはっきり分かります。他の圧縮フォーマットのAAC、ATRAC3等は問題外。それじゃあMP3の320kbpsで圧縮すれば?って事になるとは思うのだけど、それだと可逆圧縮フォーマットとファイルサイズが似たり寄ったりになってしまうので意味なし。それじゃあ可逆圧縮にすればいいじゃないかって話だけど、それじゃあファイルサイズがデカすぎる。一応自分なりに色々試してこれ以上もこれ以下も無いビットレートが192kbpsであるので、まぁ、仕方ないのだけど。

 

 レコードをPCに取り込むときに重要になってくるのはターンテーブル(レコードプレイヤー)とミキサー(フォノイコライザー込み)とカートリッジ(レコード針)なのです。ターンテーブルはTechnics SL-1200MK3、ミキサーはALLEN&HEATHのXONE62、カートリッジはNAGAOKAのDJ-03DかortofonのNightClub Eかで迷う。DJ-03Dは音圧が凄く見栄えのいい音で完全現場向きで、NightClub Eは繊細(とはいっても現場向けのカートリッジ)音の味付けは後からいくらでも出来ると思い、今回はNightClub Eをチョイスした。まぁ、なんだかんだ言って一番重要なのはミキサーでALLEN&HEATH XONE62はめちゃめちゃ音のいいミキサーだなぁと改めて思った。

 とりあえず、手持ちのレコードを全てPCにIMPORTするのは結構大変な作業で、持っている枚数が少ないとはいえ、数ヶ月くらいかかりそうな感じです。今まで買ったレコードを一枚一枚確認しつつゆっくりのんびり楽しみながら録り込んで行きたいと思います。っつーか、買ったは良いけど一度も聞いていないレコードとかあってなんだか自分のだらしなさにがっかり。

 それとレコードをバタバタと捜して録音、探して録音を繰り返しているとレコードジャケットと中のレコード盤のちぐはぐ具合に驚いた。いつもレコード触って遊んでいるときは、ほぼ泥酔状態なので、そりゃあそうなるよなと最近家で酒飲んでいない素面な僕は泥酔自分を責めてみたり。

 というか、beatport.comが信じられないくらい便利なわけですよ。こんな素晴らしいサービスがあったらそりゃあ皆PCDJに移行、レコード買わなくなるよね。レコードのほうが扱いやすくて音が良くて見栄えがいいのは分かるけども、ノートPCとコントローラーがあればそれでDJシステムが完成してしまうのは驚きだし便利で楽。カバン一つ持ち込むだけでDJ出来ちゃうって凄いよねー。まぁ、音質とかの問題はしばらく経たないと解決しないかもしれないけども。DJやる、やらない関係なくダンスミュージック好きならば分かると思うけどbeatport.comは本当に素晴らしいです。もうレコ屋いらないかも。

 PCDJ言ってるがコントローラーまだ持ってない。ま、これからやね。

 僕は単にダンスミュージックが好きなだけです。

 歌謡曲とかのレコード収集も趣味なのでターンテーブルは最低一台手元に置きます。

 ジャケット行方不明のレコードが複数毎出てきました。困りました。どこいったー!!!!!

 何が言いたいかと言うと、なんでもパソコンでこなそうと言うのはどうなのかと言いたいの。

 それと今更ながらbeatport.comがとっても気に入ったと言うこと。

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