2011/01/25/アーカイブの重要性

 僕の趣味の一つに、ラジオとかテレビのアーカイブがある。大好きなAMラジオ放送とか、超ローカルなTV放送を保存していくだけなのだが、この重要性に最近気づいた。ふと振り返るともう一度聞きたい、見たい物って好んで保存している人なんていないし、ましてや再放送なんて絶対にありえない。

 先日前職場の先輩とお話しする機会があったのだが、もう一度聞きたいがどうしても手に入らない音源があることに気づく。誰か保管していないかWebで調べるも、持っている人は皆無。しかし聞きたいと言う人はたくさんいる。しかしそれは再放送される事は無い。しかし、聞きたい。

 ひょっとしたら家にあるかも・・・僕は過去AMラジオを録音したカセットテープを片っ端からPCに取り込みアーカイブを開始した。現状、PJ-10と言うラジオサーバーで現行の気になる放送は全てアーカイブしている。しかし現在はどうでもいい、必要なのは過去なのだ。

 10本、20本・・・とアーカイブして行く・・・とにかく時間がかかる・・・時間とのにらめっこだ。と、想像通り目当ての番組が録音されたカセットテープを発掘する事が出来た。僕はあまりにうれしくて飛び跳ねた。早速アーカイブしたデータを先輩と聞いた。

 僕は別に過去にこだわっている訳ではない。そのまま聞き流してしまうと記憶にしか残らなくて勿体無いのだ。どんな番組、CMでも人が作っていて、すばらしい作品がたくさんあるんだけど、それらの殆どは時期が過ぎたら二度と見る事が出来なくなる。それはあまりにも寂しい。しかし誰も保存しないので自分で保存している。ただそれだけ。

 大好きな北海道ローカルCMのアーカイブ数がもうすぐ1000を超える。改めて見返すと自分でも「アホだなぁ・・・」と思う。しかしこのCMたちの殆どはもうTVで見ることは出来ない。これらは僕にとって大切な物で、宝物だ。そしてこれからも僕の宝物は増え続けるだろう。あ、そうそう、ラジオCMもアーカイブ数が順調に増え続けてます。

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