2011/04/18/ロッド破損

 2日前に欲しかったロッドを購入した。今まで購入した事のない価格のロッドで、頑張ってる自分へのご褒美にと思い切って購入した。そのロッドはTroutin Marquis BORONテレスコモデル。テレスコピックパックロッドが大好きな自分にはこの上無く理想通りのロッド。購入してからは部屋で眺めてニンマリ。ほんと、見てるだけで満足しちゃう感じで惚れ惚れしちゃう釣竿なんです。

が・・・

 購入して2日後・・・そう、本日・・・釣りへ行こうと思い準備してたら・・・まだ一度も使っていない買ったばかりのお気に入りのロッドを折ってしまいました。折ってしまいました。折った瞬間血の気が引き、ケースから出して折れたロッドを目の当たりにし一瞬気絶し、暫しボーゼン。ちょろっと釣りに行くはずが、保証書持って釣具屋へ直行ですよ。保証はあっても基本的に修理は無料では無いので店員さんに「多分、これくらいはかかるでしょうね・・・」と聞き、買い直すよりは随分と安かったのでとりあえず修理頼んだ訳です。一応、他のタックル一式持って来てたんだけど、釣りする気になれず・・・

 気分転換に前から作ってみようと思っていた「マグネットリリーサー」を自作しようと思い、材料を買い集め、ロッドを折った悲しみを作品にぶつけようとおもった。今回作成したマグネットリリーサーの材料一覧・・・なんて必要ないかな?と思ったのだけど、とりあえず一応。

■材料一覧
・ダイソーの工作用超強力マグネット(ネオジムマグネット)
・檜の棒
・ヒートン
・接着剤
・スプリットリング

■使用工具
・ノコギリ
・ベビーサンダー
・リューター

とまぁ、何処の家庭にもある普通の工具と、身近な材料のみで作れる訳ですよ。簡単です。手順は・・・

[1]檜の棒を1cm程の大きさに切る

[2]サンダーで切断面を均しつつ、部品としての精度を高める。

[3]切断、均した檜の棒をリューターで削り、マグネットを固定するくぼみを作る。

[4]作ったくぼみに接着剤を使用しマグネットを固定する。

[5]加工した檜の棒にヒートンを打ち込み、スプリッドリングをはめる。

[6]全体的な強度を確認して完成。

 とまぁ、こんな感じで出来上がります。1個作るのに30分~1時間程。一番面倒なのは檜の棒にリューターでくぼみを付ける作業なんだけど、ほんと、面倒。けどここで手を抜くと強度落ちるし見た目の美しさも損なわれちゃう。まぁ、時間がかかっても仕方が無い感じ。

 出来上がったマグネットリリーサーを使ってみると何とも使いやすくて素敵なんです。今までピンオンリール使ってた時のワイヤーの煩わしさから開放されて、なんとまぁ素敵なんでしょ。でも欠点もあって、いくつも似たような所にぶら下げるとお互いくっ付き合って使いにくい・・・けどまぁ、便利な事には変わりなので暫く使ってみようと思う。

 しかしなぁ・・・ロッド折ったのは痛すぎる・・・早く修理上がって来い・・・

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