2011/05/23/さよなら僕のLittle Cub・・・

 旧愛車リトルカブが僕の元を去る日が着た・・・

 リトルカブとの出会いは・・・まだ雪残る2008年3月11日・・・高速バスに乗り片道1時間以上かけて遠路はるばるリトルカブを求めてやって参りました。お店は小さな小汚いバイク屋。事前に電話でアポ取ってあったのにもかかわらず店主不在・・・ほんと舐めた店だな・・・結局3時間待たされリトルカブとご対面。写真と違ってかなり汚い、サビ浮きまくり・・・。でもエンジンの常態は凄くいいほんとに良い、外見の状態は良くないがとにかく駆動系は最高に良いのでお買い得だと押し切られ購入。

 2008年3月17日・・・納車・・・遠路はるばるやってきたリトルカブ。配達してくれたお兄さんは「見た実は汚いですが、とにかくエンジンの調子が良いので大切に乗ってやってください」と言ってた。この時はまだその言葉のありがたさは判っていなかったが、手元にリトルカブが来てとにかく嬉しかった。

 その後・・・とにかく磨きに磨き、サビた箇所はしっかりと下地処理し、ウレタン塗料を車体色ぴったりに調色し吹付け塗装(後ろ半分塗装した)。白サビまみれのエンジンは3日かけて綺麗に磨き上げた(その時、エンジン磨き専用バフまで自作した)。もちろんホイールもサビていたが綺麗にサビを取り磨いた。割れたサイドカバーは綺麗にリペアしこれも車体色とマッチする色を調色し塗装。フェンダーの大きな傷などはどうにもならなかったが、出来る限りの事をして大切に乗った。最終的に目に付くサビは一切無くなりピカピカになった。

 駆動系は・・・トライブスプロケット2T上げ(エンジンの振動減り、燃費向上し、最高速度上がった)、アーシング(パワーアップしAMラジオのノイズが無くなった)、イリジウムプラグへ交換(明らかにエンジン音静かになりパワーアップした)、色々オイル試した(Activ X-tra 10W-40が一番相性良かった)、その他色々無理しない範囲で試した。

 リトルカブに乗っていろいろな所へ行き、沢山の人と出会い、沢山の思い出を作った。知らない人から沢山話しかけられたし、知らない道も色々走った。もちろん怖い思いもしたけど、全ていい思い出だ。リトルカブに乗ると嫌な事も楽しかった事いい思い出に置き換わってしまう。乗っていても、降りてもいつもニコニコ楽しく嬉しいバイクだった。

 最初から自分なりに可愛がっていたので凄く思い入れがあるバイクだったので、出来るなら知り合いに譲りたかったのだが、残念な事に誰も名乗り出なかったのでバイク屋に下取りしてもらったが、とてもいいお店に引き取ってもらったので、ホッとしている。きっとさらに綺麗にしてもらって次のオーナーさんに大切に乗ってもらえる事だろう。

 手放して思ったのだが、購入時バイク屋が言っていた「見た実は汚いですが、とにかくエンジンの調子が良いので大切に乗ってやってください」の言葉・・・確かにエンジン、駆動系は最初から最後までずーっと好調だった。それ所か最後の方は納車時よりも明らかに調子が良くなっている。細かにオイル交換したり、無理な走行(ずーっとフルスロットル)せずに走ったり労わってあげた結果なのだろうか。

 と・・・バイク屋が引き取りに来るまでの間、リトルカブを磨きながらそんな思いにふけていた・・・

 そんなこんなでバイク屋が来た。大切なリトルカブがテキパキと荷台に乗せられた。なんだか悲しくなってきて涙が出そうに・・・なったが必死にこらえて笑顔でリトルカブを見送った。心の中で(ありがとう、ありがとう・・・)と何度も呟きながら見えなくなるまで見送った。見えなくなってからちょっぴり涙がこぼれた。次のオーナーさんと仲良くね。

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