三笠カブミーティング

今週もまたカブです。

 札幌~三笠までスーパーカブ生誕50周年タスキリレーと三笠カブミーティング二つのイベントに参加すべくカブを走らせました。プロアトラスで距離計算したところ、片道走行距離56.84km。余裕を持って朝7時にO西君と時計台で待ち合わせ。写真撮影し、そそくさとスタート。

 道はほとんど一本道なので迷う事はないと思っていたけど、極度の方向音痴、土地勘がないのでどきどきしながら走った。O西君がオイルが気になると言うので、途中コンビニに寄ってオイルチェック。全く問題なし。と、雨がぽつぽつと・・・雨にぶつぶつ文句を言いつつ真っ赤なレインウェアを着用。

 しばらく走行すると、雨が本気降りになってきました。なんて思ってたら強風と雨に打たれ気分高揚!!!!!一度雨降りの中バイクに乗ってみたかったんだ!!!!!わーいわーい!!!!!と喜んでいるのも最初のうちで、5分と経たずに雨と風に飽きた。現時点では雨と風は不快以外の何者でもない。っつーか、なんて雨降るんだよ、雨ふざけんなよ。

 で、かなり早めにもとひろさんと待ち合わせ予定のコンビニに到着。早く着いた旨をもとひろさんに電話連絡しようとしたが、自分の携帯電話から電話する方法がわからないことに気づく。アドレス帖から電話することは出来るが、直接電話番号を入力する方法が・・・あぁ、O西君に電話してもらってその先のコンビニで待ち合わせすることに。

※電話の操作方法わからず・・・いや、コピペで電話番号入力できなかったんだよねー。

 んでもって、もとひろさんと落ち合い、YAMAHAメイト(新聞配達用)に乗ったもとひろさん先導で三笠へ・・・っつーか、ここら辺で雨止みました。

 三笠道の駅到着。なんと、既にemoさん居るではないですか!!!!!おはようございマース!!!!!その後続々と車に乗ったカブが到着です。どのカブもレア物ばかりで「スゲー!!!!!」の一言。と言うか、うわー!!!!!カブがいっぱいだー!!!!!興奮と感動で「あわわわわわ・・・あわわーっ!!!!!」って感じ。そんで持って、自分のカブの質問を皆さんに投げかけたところ、皆さん僕のバイクをオペってます・・・どんどん健康体になって行く僕のカブ・・・「あわわわわわ・・・あわわーっ!!!!!」って感じ。

 そんなこんなしている内にまたもや雨の馬鹿やろうが降ってみましたよー。って事で、道の駅へ入っておいしいご飯をパクパクと。オムチリうめー!!!!!「あわわわわわ・・・あわわーっ!!!!!」って感じですよ。オムチリはオムライスの上にエビチリがかけてある食物でして、1300円は高すぎだと思いました。

 さてさて、ご一緒の席になったemoさん、kt450さん、O西君と色々とお話させていただきました。内容はかなり割愛させていただきますが、とりあえず「みんなで北のカブを盛り上げてこー!!!!!」って感じでして、とりあえず、自分はWEB SITEを作ることになりました。まぁ、どんな感じなるか分かりませんが、とにかく、シンプルでとっつきやすいものを作りたいと思います。

 楽しいお昼も終わり、そろそろお帰りですよ皆さん。と、お金払って店出ると大粒の雨のやろうが一生懸命降っているではありませんか。弱弱しく降る雨の野郎だったら「てめーふざけんな!!!!!」って言えるのですが、大粒で一生懸命降っている雨の前に僕の心が「がっかりですよ雨さん、勘弁してくださいよ」って感じで、道の駅に宿泊できないか交渉したい気持ちでいっぱいになりました。このまま僕、三笠の子になってもいいよっ!!!!!そんな感じ。

 そんな雨にめげながら身支度し、キック一発エンジン始動!!!!!よし!!!!!カブは絶好調僕は・・・そんな感じで走り始めました。走行5分後異変が・・・エンジンがウーンウーンうなってます。まぁ、しばらく走れば調子も戻るベーよ。と思って走っていたのですが、どんどん苦しみ始める僕のカブ。あれれ、あれれと・・・うーわー。

 走行30分後位にはフルスロットルで時速40km出るか出ないか・・・仕事があるため家路を急ぐO西君とは一緒に走れないと思いここでO西君とバイバイする。そんでもってこの時点でまだ「しばらく走れば調子戻るだろうなーあははっ!!!!!」と思っていた僕はそのまましばらく走ることに。しかしどんどん悪化するカブのエンジン。

 さすがに心配になって、雨宿りできそうなところを見つけてあちこち見てみる。しかし、どう考えても以上はないと思える。と、「雨でエンジン冷えたんだな、僕もおなか冷やすとおなかの調子悪くなるしー」そんな考えで、しばらくエンジンの暖気を取ることに。アクセルを回してまわしてまわして・・・おや?おや?あ・・・あぁ・・・なんだか急速にエンジンの調子がさらに悪化。ケータイから「SOS!!!!!SOS!!!!!」と書き込もうと思ったが、そんな気力もうせて・・・「お家まで40km以上残ってるよ・・・」と、本当に行き詰まった僕は、「とりあえず、完全にエンジン止まっていないから走ってみるか・・・」と走り始めました。

 お家まで残り40km・・・走っている最中も、どんどん調子が悪くなり、たまに速度40km出るか出ないかな感じだったのが今では30km出るか出ないか・・・雨はザァザァ、風はビュービュー、オイルの焼ける臭い、猛スピードで追い越してゆく車の恐怖・・・レインウェア着ているのに何故かおしりの辺りが浸水してびしょびしょだし・・・これ以上言葉に出来ないガッカリ感が僕を襲います。「雨よ降りたいだけ降れ、風よ吹きたいだ吹け、車よ俺を轢くんじゃないぞ!!!!!」を呪文のように何度も唱えて走りました。

 お家まで残り30km・・・ついに速度は20kmを切りました。フルスロットルにすると「ぐ、ぐぐぐ、グォうー、グ、ウーンウーン」と、本当にエンジンが死んでしまいそうな予感がしたので、アクセルをちょこっとしか開ける事が出来なくなってしまっております。もう、ハラハラです。ここでエンジンを止めるわけにはいかないのです。とにかく、腫れ物に触れるようにやさしく、やさしくカブを走らせます。というか、だましだましよくここまで持ったなとカブの偉大さに感服しておりました。

 お家まで残り5km・・・あぁ、もうすぐお家だ。安堵感が僕を包み込みます。しかし、とたんに僕は残念感に包まれます。どんなにがんばっても時速5~10kmしか出ません。歩道を行く自転車に軽く抜かされます。多分ジョギングしている人がいたら抜かされていたことでしょう。幸いな事にジョギングマンは居なかったので、地獄のどん底に突き落とされなかっただけ良かったかも。もしジョギングマンに抜かされていたらカブを捨て去ってジョギングして帰っていたことでしょう。

 長かった・・・長かったよ。とにかく長かった。無事お家に着きました。トラブル発生当初、まさかお家に辿り着けるとは思っておりませんでした。だってさー、進む度、距離を稼ぐごとにどんどん状態が悪化して行くんだもん。僕もカブも超絶必死でしたよ。でも、きちんと僕を家まで送り届けてくれたカブに敬意を表します。いや、ほんとに疲れた。そしてカブに一礼。ありがとうカブ。本当にありがとう。

 僕のカブ人生もこれで終わりなのかなぁ?

 続きはまた今度・・・

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