Randgrid続き(おまけ付き)

 Randgridのその後・・・

 Randgridは本当に面白いです。

 しかし、使えば使うほどモヤモヤが出て出来ます。

 まず、どんなに頑張ってもTB-303的なモノフォニックシンセが二つと一つのドラムキットしか使えないのです。どんなに頑張ってもある一定以上の事をしようと思っても、どうしても壁に突き当たってしまいます。これはiPhoneのスペック的にこれ以上は望めないのかなと思ったりしますし、逆にiPhoneだけでこれだけ出来るのは凄いと言う考え方も出来ます。

 演奏しながらのリアルタイムエディットが非常にやりにくいです。基本、一つの音色データごとにしかパラメーターを変える事が出来ないので、ここぞと言う時に2音色一気に「CUT OFF全開!!!!!」と言うことが出来ません。これはもう、完全にiPhoneでは無理な境地です。

 とっても意欲的で使っていて楽しいRandgridですが、コレだけで完璧なTRACK MAKINGが出来る訳ではないと言うことを痛感しました。まぁ、最初からこれだけで自分の思う形で作品作れるとは思って居なかったのだけど、もっと色々出来るかなぁと思っていただけにちょっぴり残念な気持ちです。

 だけれども、ベッドの中、移動中、いつでもどこでも気軽にこんな高機能なソフトウェアを触ることが出来る楽しさは他にはありません。ちょっとした思い付き、暇な時にぽちぽち触ってウネウネ気持ち良い音を奏でられるのは本当に楽しいです。一昔前では考えられなかったことです。最近ではiPhoneを触っている時はほぼRandgridいじってます。本当に楽しい。

 ではでは、Beat Makerはどんなだろうか?と興味がわいてきます。しかし、僕はシンセサイザーで一から音楽作りたい人間なので、実際どうなのかなぁと言う気もしますが、今手持ちのハードウェアシンセサイザーで音ネタを複数作ってBeat Makerで曲でも作ってみようなかなという気持ちになってきておりますので、勢いでBeat Makerを購入してしまう日はそう遠くは無いでしょうね。でもiPhoneだけで曲作りしようと思うと音質がいまいちな気がしてますので、あくまでも、おもちゃ、遊びの道具としてしか使えないかなと思っています。でも何だか妙にBeat Maker触ってみたいです。でも、そんな時間があるならば、早くPro Toolsとか買ってそっちで楽曲作りこみたいなぁと思ってたりするけども。

<<<おまけ>>>

あれからまたベッドの中から一つ出来ました。これも30分ほどで完成。今度は2種類あるよ。

■01

http://kato-cha-han.com/Randgrid_003_1.mp3

普通に打ち込んだ物です。まぁ、前回同様、Randgridはどんな音が鳴るか聞いてみてね。

■02

http://kato-cha-han.com/Randgrid_003_2.mp3

Randgridって本当にTB-303のエミュレーションしてるの?って気になっている人も居るかもしれないなぁと思いましたので、いい加減ですが、リアルタイムにパラメーターいじってみました。どうです?303っぽいでしょ?でもね、複雑なことは出来ません。でも触っててとても楽しい。

 とにかく、実用的はどうかはおいといて、iPhoneで音楽作る行為は楽しい。

 最近Pro ToolsかCubaseどちらを買うかとても悩んでます。どっちも魅力的。

 音楽って作るのも聞くのもどっちも楽しいよねー。ほんとに楽しい。

 Randgrid、音悪いね。音悪いし、EQ無いしどうにもなりません。

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